2017/09/04

量子コンピューター

現行の CPU とは全く異なるアーキテクチャーで動作するプロセッサーを開発し、コンピューターの進化を目指す手法があります。そのアーキテクチャーも複数研究されておりますが、もっとも良く研究されており、実用化が現実的な段階となりつつあるのが「量子コンピューター」です。

2017年4月には、既に、D-Wave System社が量子アニーリング方式の量子コンピューター「D-Wave」を商用化しております。Google、NASAが、この D-Wave System社から購入した量子コンピューターを使って「組み合わせ最適化問題」を高速に解決したのは、2014年12月のことでした。また、2016年5月からIBM社も5量子ビットのコンピューターをクラウドサービスで実験的に提供しており、2017年4月から商用化することも公表しており、実際、「IBMQ」として商用利用が開始されております。

更に、この状況も日進月歩で実現性が増しています。おそらく、2020年頃までには、先進企業では日常的に利用することができる量子コンピューター・システムが登場することでしょう。その後には、量子コンピューターの開発も進み、「QPU」(Quantum Processing Unit)なる新たなプロセッサーが登場し、現在の「GPU」(科学計算を得意とするプロセッサー)のごとく、特定の用途で利用されるようになり、広がっていくことでしょう。

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