2017/09/06

量子コンピューターを扱うソフトウェアの状況

NASA、Google、IBM のような先進企業では、ソフトウェア開発も進んでいることでしょう。

しかし、ゲート型と呼ばれる量子コンピューターの開示されている情報によれば、一般的に想像する複雑な計算の機能ではなく、量子ビットを扱う「QPU」の回路設計のための「量子回路」が検討されている段階です。いまの CPU で例えると、CPU の内部構造であるプロセッサー回路を模索しているような状況です。

また、量子コンピューターの応用分野の広さから、その適用分野ごとのアルゴリズムの発見が期待されています。しかし、ハードウェアの利用は一部の企業に限定されており、現時点での実用性はなく、アルゴリズムの開発は未だ始まっていません。更に、量子アルゴリズムの開発には、物理学・数学の深い知識も必要となり、現在活躍しているプログラマーでも、専門性を高める必要があります。

このような状況から、量子コンピューターの利用を促進するためには、量子アルゴリズムの研究開発を進め、その道具として、C言語に代表する従来のプログラミング言語に、量子コンピューターを扱うための言語仕様を追加するなどのプラットフォームの整備が求められると予想されます。

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